| 十三期生同期会報告 |
| 短編小説「志賀島が中年パワーで揺れた夜」 |
| 原作(花の13期:喜多伸生) |
| 編集(飲の13期:西嶋直幹) |
写真(炎の13期:福田昌則)
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最近、小さい文字に対して嫌悪感を抱いている僕に対して、まるで挑戦でもするかのごとく、小さな小さなまるでノミのウンチみたいな文字で書かれた案内状が届いたのは9月10日のことだった。
いよいよ待ちに待った福大マンクラ花の13期生マンクラ卒業30周年記念同窓会が現実のものとなるときが来たのである。13期生ってのはどんな年代かっちゅうと、中日の落合監督と同世代の人間が中心となった、つまりは頭髪に少〜し難があったり最近急に涙もろくなったりしてる、中年おじさんおばさんの集まりである。
さて、その同窓会の実施日は平成18年10月21日〜22日の一泊二日で、場所は志賀島にある割烹旅館『満帆荘』に決定。『まんぽそう』と読むんだけど、ポコっと変えたら・・・なんだかヤラシイ感じでなかなか好感の持てる名前だな〜と思ったのは多分僕だけではないだろう。
ちなみに花の13期生の同窓会は必ず一泊してトコトン飲みまくろ〜の精神に満ち溢れている。嬉しいことである。10月21日(土)快晴 ついにその日がやってきた。
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福大の旧正門を15:00に満帆荘のマイクロバスで出発するってんで10分前に行ったらマイクロバスの姿がない。そのかわりに、学生時代の恋の裏話なら任せてちょうだいの後藤がヒョコヒョコ近づいてきて、バスは東七隈のコンビニの駐車場に待っているよと教えてくれた。
ここから乗車したのはアホの西嶋、痔疑惑の小谷女史、裏恋ネタの後藤、それに男前喜多の4人で、車中での話題といったら、ポリープ・大腸検査・胃カメラなどの若い衆の間では決して話題にならないネタばかりだった。
あ〜ヤダヤダ!博多駅筑紫口で、福田・松本・原・西久保・平野・小川正・増岡・大川女史・高橋女史・そしてちゃっかり15分遅刻しても満面の笑みで登場の和田女史の10人が乗車した。(面倒くさいので30年前の苗字で書くのでゴメンね!)
加齢臭で充満したマイクロバスのマンポ号は一路志賀島を目指した。
先の地震のツメも見事に復興した志賀島周遊道路を軽快に走り島北端に建つ新装になった『満帆荘』に無事到着!
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満帆荘の窓ガラスには大きく赤い字で『祝』と書いてある。「お〜我々の卒業30周年を祝って書いてあるじゃん!」などと言いながらよ〜く見るとその後に『周遊道路復旧』の文字が書いてあった。「あ〜そうなのね」と中年のおじさんおばさんは少しうなだれたのであった。
宴会の開始時間までに風呂に入ろうって事になった。小谷女史が「ここは温泉ですか?」と旅館のお姉さんに聞いた。「違います!」と完全に否定され冷た〜い空気が流れた。聞いちゃいけない質問だった。
温泉であろうがなかろうが、んな事関係のない男性チームは湯舟に浸かって「ア〜っ」とか「ウ〜っ」とかちゃんとそれらしいリアクションをとっているうちに宴会の時間になった。
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玄界灘の波音をBGMに宴会がスタートした。
最初に、幹事の西嶋から甚だ簡単楚辞な挨拶があり、引き続き欠席者の近況が伝えられた。花の13期生の自慢の一つに、28名全員の所在がわかってるっちゅうんがあるんだ〜。今回も福田力作の2006年改訂版住所録フロッピーが配布されたんだもんネ〜!
恒例の福田薬局提供の二日酔い防止薬がみんなに渡ったところで乾杯になった。乾杯の発声は和歌山単身赴任を謳歌中の松本が抜擢された。甚だ簡単楚辞な挨拶の後乾杯が行われ見事に『はちゃめちゃ同窓会』は始まった。
この旅館は温泉じゃなかったけれど、景色と料理は一級品だった。彦麻呂が一口食べたら「魚介類のワールドカップ・味のハットトリックや〜」と言いそうな料理がテーブルに並んだ。「密漁ちゃうんかい?」と思わずツッコミを入れたくなるような大きなヒラメが出てきて、一同「お〜っ」と声をあげ、10分後には怪獣みたいな伊勢海老がでてきてまたまた一同「お〜っ!」と声をあげるのであった。
もちろん「まだ動いてる〜っ?!」と、かわいこぶった声がおばさんチームから発せられたのも、それなりに会の雰囲気を盛り上げるのには役に立ったよね・・・だろ?
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近況報告が始まった。その頃になると、僕も酔ってきてたので詳しい事までは覚えていないので、印象に残った単語で披露させて頂きます。詳しくお知りになりたい方は(そんなやつはおらんやろ〜)直接本人に聞いてちょうだい!
福田(チューバを・・・)、松本(痛風が・・・)、増岡(ジーパンを・・・)、西嶋(体脂肪が・・・)原(宮内とランチ・・・)、西久保(じーじと呼ばれて・・)、平野(きゅうりが・・・)、後藤(鉛って・・)、森田(スチュワデスと???)、小川正(観光協会会長に・・・)、大川女史(福大の正門は・・)高橋女史(介護資格試験に・・・)、小谷女史(勤め先の眼科で・・)、和田女史(孫が・・・)、喜多(へ〜くしょん!)まあ以上のようにみんな元気に明るく50歳代を闊歩してるっちゅう事である!チャンチャン!
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余興の部にはいらせて頂きます。
各自が地元から持ち寄ったステキなお土産を(中にはイヤゲモノもあったが・・)「オリジナルお名前ビンゴ」で分け合う企画がスタート。みんな1個づつ地元の名産物を持ってくる約束だったのに・・・やっぱりいました。忘れてきたヤツが・・・本人の名誉のために名前は伏せますが、現在「種子島観光協会会長」をやってる、あ い つ です!ったくもう〜。そんなトラブルもありながらも、みんなお土産をGET!
次の企画は「紙ヒコーキ遠くに飛ばすのダーレ?」が行われた。飲んで食べて喋って、そのうえ紙ヒコーキまで折らなきゃおけない。おじさんおばさん達は忙しいのであります。乱れに乱れた浴衣姿で一心に紙ヒコーキを飛ばす姿は滑稽でもありまた可愛くもあった。前に飛ばないヒコーキばっかりの中、福田が折ったヒコーキ(バイアグラ号)が見事に優勝した。パチパチパチ。
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おじさんおばさんは、カラオケマシーンを見つけてしまった。ここでの主役は西久保だったって事を否定できるヤツがいたら前にでなさい!酔っ払いおやじ西久保を中心に唄った唄った!!そのレベルはっちゅうと、学生時代に曲りなりにも音楽系サークルに所属してたなんて、口が裂けても言えないゾって事は皆の意見が一致するところであった。オレ達ってマンドリンクラブだったよね?無言・・・・・。
宴もたけなわになった頃、ノリのいい旅館のお姉さんが言った「仮装道具もあるヨ〜」の甘いお誘いに反応したのは、アホの西嶋であった。「北の漁場」のメロディーにのって登場したその姿は、一応女物の着物を着てカツラをかぶってるから女装なのかもしれないけれど、ど〜見ても「笑福亭鶴瓶」にしか見えないのである。キモイ&イタイのであった。
宴が始まって4時間が過ぎようかとしていた。流石に一次会は「ここいらで」ってことになり、恒例の福大校歌を唄ってお開きとなった。校歌を唄ってる1分15秒ってのは、見事にみんなあの頃にタイムスリップしていた。いい顔してたぞ。
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楽しかった一次会の5分後には、会場を二階に移して二次会が始まった。二次会は焼酎片手にカラオケバリバリって感じの狂喜乱舞展開された。しかし、みんなの今後の平和で安定した生活のため詳細は書かないほうがよいと判断して記述を控えさせて頂く。しかし花の13期生は元気だよ〜!
増岡の「俺の寝る布団がない事件」があったりしたもののAM2:30頃には就寝した・・・よネ〜!?
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みんな二日酔いもなく朝食の場所に、8時には全員集合!その2分後には納豆をシャカシャカやってる姿は壮観でさえあった。こいつらまだまだクタバラナイなと思ったゾ!朝食後裏の海辺に下りてみた。海に向かって「バカヤロ〜!」などと失礼なことは言わなかったけれど、この日も快晴で海がキラキラ輝いて、そこに仲間がいて・・・時間が止まってくれないかな〜って思ってる少し素直な僕がそこにいた。
いよいよ出発の時間になって、玄関前での記念撮影大会になった。小谷女史が「今朝は顔の調子が悪い〜」とか言うもんだから、「じゃ昨日は良かったんかい?」とみんなからツッコまれてた。
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今回の花の13期生マンクラ卒業30周年記念同窓会はちょっと疲れている50歳代の僕たちのオアシスだった。『満帆荘』は竜宮城だったのかもしれない。自宅に帰って「オリジナルお名前ビンゴ」でもらったお土産の「もみじ饅頭もどき」を食べながら鏡を見たら、あの頃から30歳年をとった僕が嬉しそうに次のオアシスの夢を見つめていた。
また会おうね!そしていつまでも一緒に遊ぼうネ!!花の13期生のみんな!!!
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| 完結
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